名古屋
名古屋のヴィーガンレストランガイド:安心して食べられる店はここ

名古屋には、こぢんまりとしていながら信頼できるヴィーガンの選択肢があります。 完全プラントベースの独立系レストランが数軒と、ヴィーガンメニューを本気で用意している老舗の和食店が少なくとも1軒。どこの角にもヴィーガンラーメンがある街ではありませんが、存在する店はどれも丁寧で、わざわざ足を運ぶ価値があります。
注文前に知っておきたい「隠れ動物性」の罠
野菜中心に見える料理でも、日本食には注意すべき定番の動物性食材があります。
- だし(かつお節・煮干し):「野菜の」スープや煮物、天ぷらのつゆでさえ、デフォルトで魚介だしが使われていることが多いです。「昆布だし(動物性不使用)」かどうかを具体的に確認しましょう。
- 醤油とたまり醤油:通常の醤油には小麦が含まれます。グルテンフリーが必要な場合はたまり醤油を確認し、同じ厨房で通常の醤油も使っている場合はコンタミネーションのリスクがある点に注意してください。
- はちみつ・ゼラチン・ラード・卵:野菜中心のカフェのデザートやパンにも、これらが使われていることがあります。デザートは特に確認する価値があります。
以下のどの店も正式なハラール認証は受けていません。ただしVegetigerはHappyCow上で「ハラールフレンドリー」と紹介されており、Oribioも公式サイトでヴィーガン・ベジタリアンに加えてハラールやジャイナ教などの食事対応が可能と案内しています。とはいえ「対応可能」は認証済みとは異なるため、ハラール認証が必須の方は訪問前に必ず店舗へ直接確認してください。
どこで食べるか
Grains(グレインズ)(名古屋市西区名駅2-24-14)は名古屋駅近くの小さな畳席の完全ヴィーガンレストランで、おからやこんにゃくから作る自家製の「肉」料理が名物です。ひつまぶし風の「うなぎ」蒲焼セットや「奇跡の牛肉」丼が常連の人気メニュー。ディナーセットは3,300円前後で要予約、ランチは予約不要です。営業は水〜金曜と第2・第4土曜。小さなオーナー経営の店なので、訪問前に最新の営業時間を必ず確認してください。
Vegetiger(ベジタイガー)(名古屋市東区新栄3-14-23)は席数10ほどの完全プラントベースの店で、オーストラリア人と日本人のご夫婦が営んでいます。タイ、インド、トルコ、メキシコの影響を融合させた料理が特徴で、看板メニューの「タイガープレート」カレーやタイ風豆腐の唐揚げ、ラクサなどが人気です。リクエストに応じてアリウムフリー(にんにく・玉ねぎ不使用)やグルテンフリーの対応も明記されていますが、小規模店にしては珍しい柔軟さです。「グルテンフリー対応」は専用調理場ではなく注文ごとの調整である場合が多いので、必ず個別に確認しましょう。
山本屋(Yamamotoya)(名古屋市千種区大久手5-9-2)は、フュージョンではなく正統派の和食を求める旅行者向けの選択肢です。1925年(大正14年)創業、創業100年を超える家族経営のうどん店で、精進料理の考え方に基づいた本格的なヴィーガンメニューを用意しており、にんにく・玉ねぎ不使用、ヴィーガン用の調理器具も分けているとのことです。手打ち麺を味噌だしで煮込んだ「ヴィーガン味噌煮込みうどん」や、なすと大豆ミートの味噌炒めがおすすめ。ヴィーガン天むすや湯葉刺身も小鉢として良い選択です。月曜定休、店の規模と人気を考えると予約をおすすめします。
Oribio(オリビオ)(名古屋市千種区春岡通6-2-1)は店全体が完全ヴィーガンというよりベジタリアン中心でヴィーガン対応が充実している店なので、料理ごとの確認が必要ですが、ヴィーガン豆腐「玉子」とごぼうを使ったかつ丼風の一品や、旨味を効かせたきのこを使うラーメンなど、足を運ぶ価値があります。自社の有機田んぼで育てた米を使用し、併設の店舗ではベジタリアン向けのお菓子や冷凍食品も購入できます。営業時間は日曜のランチと水・木・土曜のディナーのみ(金曜定休)と限られているため、ふらっと立ち寄るより計画的に訪れるのがおすすめです。
現地で使える一言
どの店でも使える便利なフレーズがあります:「ベジタリアンです。肉、魚、だしもダメです」。GrainsとVegetigerは厨房全体がプラントベースなので少し安心できますが、山本屋とOribioでは、メニュー全体が同じ基準ではないため、料理ごとの確認をおすすめします。
Sources
FAQ
- 名古屋駅周辺に完全ヴィーガンのレストランはありますか?
- 名古屋市西区名駅2-24-14にあるGrains(グレインズ)は、名古屋駅から近い完全ヴィーガンレストランで、おからやこんにゃくを使った自家製の代替肉料理で知られています。ディナーはセットメニュー(3,300円前後)で要予約。訪問前に現在の営業日を確認してください。
- 名古屋で伝統的な和食(うどんなど)をヴィーガンとして食べられますか?
- はい。1925年創業、創業100年を超える老舗うどん店・山本屋では、精進料理の考え方に基づいた専用のヴィーガンメニューがあり、にんにく・玉ねぎ不使用、コンタミネーション軽減のため調理器具も分けています。ヴィーガン味噌煮込みうどんが看板メニューです。
- 名古屋のヴィーガンレストランでハラール認証を受けている店はありますか?
- 今回の調査では、正式なハラール認証を受けた店は確認できませんでした。VegetigerはHappyCow上で「ハラールフレンドリー」と紹介されており、Oribioも公式サイトでハラールなどの食事対応が可能と案内していますが、いずれも認証済みではありません。ハラール食が必須の方は「ヴィーガン=ハラール」と考えず、訪問前に店舗へ直接確認してください。