夏のひんやり

日本のヴィーガンアイス:かき氷・ソフトクリーム・コンビニ完全ガイド(2026年夏)

日本のヴィーガンアイス:かき氷・ソフトクリーム・コンビニ完全ガイド(2026年夏)

© zenjiro · CC BY 2.0

結論から言うと、夏の日本でも植物性の冷たいスイーツはちゃんと楽しめます——見分けるコツさえ押さえれば。落とし穴は3つだけ。かき氷にかかる練乳(れんにゅう)、「抹茶」の裏に隠れた乳製品のソフトクリーム、そしてゼラチン入りゼリーなどのトッピングです。この3つを覚えれば、日本の夏はぐっとヴィーガンに優しくなります。

かき氷:いちばん安全な選択肢

いちご・レモン・メロン・ブルーハワイ・抹茶などのシロップかき氷は、氷と味付きシロップだけなので基本は植物性です(Wikipediaのかき氷項目より・2026年7月時点)。問題は「上に何をかけるか」。

  • 練乳・エバミルクは甘み付けによく回しかけられます。「練乳なしで」と伝えましょう。
  • 白熊(しろくま)は練乳ベースに餅・果物・あずきを重ねたもの——避けましょう。
  • 宇治金時(抹茶+あずき)も仕上げに練乳をかけることが多いので、プレーンで頼みます。
  • あずき白玉(米粉の団子)はもともと植物性ですが、市販トッピングは配合がまちまち。ゼリーは寒天(ヴィーガン)かゼラチン(不可)か確認を。

シンプルなシロップかき氷、または練乳なしの抹茶+あずきは、夏祭りの屋台でも見つけやすいヴィーガンデザートです。トッピングに迷ったら日本語ラベルの読み方ガイドを手元に。

ソフトクリーム:基本は乳製品と考える

ここは正直に。日本のソフトクリームの大半は乳製品です。 有名な抹茶ソフトも例外ではなく、伝統的な抹茶アイスはたっぷり乳が入っています。「濃い抹茶」でも同じ。詳しくは抹茶はヴィーガン?を。牛乳ソフトは「抜いてもらう」ことができませんし、機械が共用のため、植物性メニューがある店でも接触の可能性はあります——厳格な方は要確認。

朗報は、植物性ソフトを専門にする東京のお店が増えていること。2026年7月時点で確認できる例:

エリアベースメモ
Ballon中目黒有機豆乳約¥550
Far East Bazaar渋谷豆乳+オーツミルクサンドとしても販売
IKEA原宿(他店舗も)植物性約¥50で有名・味は入れ替わり
Premium Sow代官山植物ミルク+米粉約¥550〜

(価格は2026年7月時点・Time Out Tokyo参照。特別に訪ねる前に各店の最新情報を確認してください。)

ジェラート・スクープ店

座って食べたいなら、全品または大半が植物性のジェラート店が安心です(2026年7月時点)。

  • Tutto(清澄白河)——植物性ミルクのみで作るクラフトジェラート。シングル約¥550。
  • Coconut Glen's(麻布十番)——ココナッツミルクのアイス。スクープ約¥540〜。
  • Premarché Gelateria(中目黒)・Harlow Ice Cream(広尾)も乳不使用の選択肢あり。

乳製品と植物性が同じケースに並ぶ混在店では、どれが植物性かを必ず確認しましょう。

コンビニ・スーパーで買えるもの(2026年7月時点)

一般的なコンビニに専用のヴィーガンアイスはほとんどありません。頼りになる「たまたまヴィーガン」は、クリーム系ではなく氷菓です。

  • ガリガリ君のソーダ・ぶどう・みかん・マスカットは植物性——ただし濃厚系の味は乳が入ることがあるので、その都度ラベルを確認。
  • あずきバーはセブン-イレブン・ローソン・ファミリーマートで広く販売。原材料はあずき・砂糖・水あめ・塩程度が中心。

クリーミーな選択肢はスーパーかナチュラルローソンが基本です。

  • COOLish(クーリッシュ)Green(バニラ/ストロベリー)は大豆とえんどう豆のミルク製。マルエツやライフなどのスーパーで販売(通常のコンビニではありません)。
  • Coconut Glen'sのカップはナチュラルローソンで見かけます。

ラインナップも配合も頻繁に変わるので、どの商品も「パッケージで要確認」が原則。コンビニ・ヴィーガンガイドたまたまヴィーガンな日本食で定番を追い、盛り付けデザートやカフェは東京のヴィーガンスイーツカフェへ。

ひと言ルール

かき氷のシロップ:おそらくOK——練乳は抜いて。ソフトクリーム:明確に植物性の店以外は乳製品と考える。コンビニ:クリーム系より氷菓とあずきバー。これだけで、夏じゅう冷たく幸せに食べられます。/restaurants?diet=veganでお店を探すか、/vegan-japanハブからどうぞ。

Sources

  1. 東京のヴィーガン・乳製品不使用アイス8選 — Time Out Tokyo
  2. コンビニ・スーパーで買えるヴィーガンアイス — Tokyo Vege
  3. かき氷 — Wikipedia
  4. 日本のコンビニ・ヴィーガンガイド — The Japanese Rose

FAQ

かき氷はヴィーガン?
基本はOKです。氷と果物・お茶のシロップは植物性。落とし穴は上からかける練乳、そしてゼラチンのゼリーや追加の乳アイスです。「練乳なしで」と頼み、ゼリーが寒天かゼラチンかを確認しましょう。
抹茶ソフトクリームはヴィーガン?
基本は違います。伝統的な抹茶(緑茶)ソフトは乳製品ベースで、「濃い抹茶」も同様。牛乳は抜けません。豆乳やオーツミルクの専用抹茶ソフトを出す店を探しましょう。2026年7月時点で東京にも少しずつ増えています。
コンビニでヴィーガンアイスは買える?
選択肢は限られます。頼れる「たまたまヴィーガン」はガリガリ君(ソーダ・ぶどう・みかん)やあずきバーなどの氷菓——ただし味によって乳が入るのでラベル確認を。クリーミーな植物性カップはスーパーやナチュラルローソンが基本です(例:COOLish Green=大豆・えんどう豆、Coconut Glen's・2026年7月時点)。
東京でおすすめの植物性アイス店は?
2026年7月時点で確認できる例は、Ballon(中目黒・豆乳)、Far East Bazaar(渋谷・豆乳+オーツ)、Tutto(清澄白河・ジェラート)、Coconut Glen's(麻布十番・ココナッツ)、IKEAの約¥50の植物性ソフトなど。訪問前に各店の最新の営業時間・メニューを確認してください。
本田 美咲
  • フードライター歴12年
  • 植物性外食の専門
  • ソムリエ

東京在住のフードエディター。植物性のインバウンド外食を専門に、全店実食・全情報を検証。